先日Evernoteは新しい公式アプリ「Scannable」を発表しました。これは紙資料をデジタル化させるというアプリで、写真撮影するだけで簡単に資料をスキャンし、Evernoteに保存できます。使い方は簡単でアプリを起動するとカメラが立ち上がるので、スキャンしたい資料をかざすだけです。原稿は自動検出され、撮影ボタンを押さなくても自動で撮影されます。あとは共有ボタンからEvernoteを選択するだけです。
しかしこれまでもEvernoteにはカメラ機能のひとつに「ドキュメント撮影」という機能がありました。この機能でもEvernoteで紙資料を撮影すると、文字が読みやすいようにコントラストが調整され、簡単に保存することができました。これまでカメラ機能とは何が違うの?と思われた方もいるかもしれません。
一番の違いは、撮影した資料の端がトリミング加工され、撮影時の向きや傾きも自動で補正し、まるでスキャナーでスキャンしたかのように、綺麗な長方形に修正してくれる点です。もちろん文字も見やすくコントラストを自動調整してくれます。Evernoteでは、この機能は名刺撮影時のみ対応していましたが、「Scannable」であらゆる紙資料に対応できるようになりました。何より、スキャンに特化したアプリなので、サクサク動き、単純な操作しか必要としない点が最大の魅力です。一度に大量の資料をスキャンしたい時は持ってこいでしょう。ペーパーレスを実現したい方は、ぜひ活用してみてください。
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