今年の10月に無料通話・メールアプリ「LINE」が、登録ユーザー数が世界で5億6000万人を突破したことを発表しました。日本国内だけでも5000万人以上が利用しており、日本国内ではもっとも使われているSNSのようです。近年SNSの爆発的普及により、企業もSNSを活用せざるを得ない時代になってきました。特にFacebookやTwitterなどは、中小企業であっても活用することが当たり前となってきました。しかしLINEはまだまだ「コミュニケーションツール」という認識が強く、活用している企業は少ないようです。
LINEではビジネスユースを前提としたサービス「LINE@」があります。
公式アカウントは企業や組織がアカウントを持てるサービスで、登録をしてくれたユーザーに一瞬で情報を発信できます。またLINE上にメニュー・クーポン・写真といった店舗情報を掲載できる「LINE お店ページ」、LINEのトーク機能によりユーザーから問い合わせを受け付けられる「LINE お店トーク」などの機能が使えます。LINEでの情報発信の場合、スマートフォンにプッシュ通知で配信されるので、メルマガ広告などと比べた場合、開封率が段違いのようです。
しかもこの「LINE@」というサービスは、今年の5月から料金体系が変わり無料からアカウントを作ることができるようになりました。以前は初期費用に800万以上というとても高額なサービスで、中小企業には中々手が出しづらいサービスでしたが、今回の価格改定により、月間のメッセージ配信数やお友達数は1万人までなど制限はあるものの、ほとんどの機能を無料で使えるようになりました。中小企業が地域でビジネスを展開するには十分な制限ではないでしょうか?
次回は実際に中小企業がLINEをどのように活用しているかをご紹介したいと思います。
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