Evernoteに情報が貯まっていくと、心配になるのがバックアップの問題です。一箇所にデータを蓄積できるというのは便利な半面、ほんのちょっとしたトラブルで大量のデータを一瞬で失いかねない、というリスクでもあります。特にEvernote Businessを会社で使われている場合などでは、バックアップはとっておいて損はないでしょう。
もし端末側で誤ってデータを消してしまい、それに気づかず同期してしまったとしたら、クラウド側のデータも一緒に消えてしまいます。もちろんEvernoteでは削除しても、最初はゴミ箱に入り復旧が可能ですし、Evernote Businessのカウントでは、ビジネス領域のノートとノートブックは管理者以外削除できないなど、色々な対策が取られています。
それだけでは不安な方のために、ユーザーができるバックアップの方法を2つ紹介します。
1つ目はノートブックまたはノート単位でバックアップを取る方法です。ノートブックまたはノートを選択し右クリックからエクスポートを選ぶことで、任意の形式でバックアップが保存できます。
2つ目はデータベースのコピーをとる方法です。「ツール」の「オプション」から、「データベースフォルダを開く」を押すとローカルの保存場所を開くことができます。この中身をそのままコピーし、他のフォルダに移せば、バックアップ完了です。フォルダの中身をバックアップと差し替えれば、以前の状態に簡単に戻すことができます。
大事な情報だけで良いなら1つ目、まるごとバックアップをしたい方は2つ目をおすすめします。
そして何よりもバックアップは定期的に実行することが肝心です。安心してEvernoteを使うためにも、1ヶ月毎や3ヶ月毎などルールを決めて、バックアップをとるようにしましょう。
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