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効果をあげるランディングページとは

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WEB活用術

ホームページとは別の、独立したページとしてランディングページがあることを、先日こちらの記事でご紹介しましたが、今回はそのランディングページについて、効果をあげるためにはどんなページにすべきかを考えていきましょう。

ランディングページってどんなページ?

ランディングページとは、ホームページとは分けて作るWebページのことです。「問合せ・資料請求・商品購入をしてもらうための独立したページ」と言っても良いでしょう。ランディングページはこのように1つのアクションをさせることだけに注力した構成にすることがとても大切です。
例えば商品購入をさせることが目的のランディングページなら、1つの商品についてのみの情報を出来るだけ多く掲載し、随所に「購入ボタン」を設置します。そうすると、必然的にランディングページは縦に長いページになっていきます。

ランディングページを作ることのメリット

ランディングページを作ることは、どんなメリットがあるでしょうか?
一番大きなメリットは「ある商材に対してのみ存分にアピールすることができること」です。企業としてのコーポレートサイトをお持ちの場合でも、ランディングページを作ることには意味があります。ランディングページは前述の通り、ホームページとは分けて作る独立したページであるため、ホームページのデザインと全く別のものを作ることができます。アピールしたい商材の良さを打ち出すため、その商材に合ったデザインを自由に作ることができます。
例えばショップサイトを運営していて、複数の商品を掲載している場合、各商品にたいして写真は4枚、説明文が6行くらい、キャッチコピーは100文字程度…というようにある程度制限が出てきます。これはショップサイト全体のバランスを取るために仕方のないことですが、時季的に売れ筋の商品がある場合や、新商品をよりアピールしたい場合など、イレギュラーには対応できないことがほとんどです。ここでランディングページを作れば、あらゆる制限をなくし、売りたい商品のアピールに注力することができるのです。

コンテンツの重要性

ランディングページは「1つのアクション(問合せ、資料請求、商品購入など…)をさせることだけに注力した構成にする」ことが大切ですが、そうなってくると重要なのはコンテンツ=どんな情報を載せるか、です。

1:目にとまりやすいキャッチコピー

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社名や商品名、サービス名などの多くは固有のものですから、それを知っている人以外には響きにくい文字情報になってしまいます。より目にとまりやすくするためにキャッチコピーを載せると良いでしょう。商品やサービスのことをまったく知らないひとにも「ん?何かな?」と興味を持ってもらえるようなコピーにすれば、その下にある情報を見てもらうきっかけを作ることができます。

2:写真やイラストをなど、図を多くする

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ランディングページは、その性質上じっくり見てもらうことを目的とはしておらず、どちらかというと勢いよく見進めてもらいたいページです。
そのため、細かい文字情報はあまり意味がなく、パッと見て分かりやすい写真や図が必要不可欠です。
具体的な商品写真だけを載せるよりも、使用前使用後の写真や、効果をグラフにしたものなど、イメージをふくらませることができる視覚的な情報の方が効果的です。また、どのような写真・図が効果的かはランディングページの目的によって異なりますし、商品がどんなものかによっても変わってきます。例えば他社にも同じような製品があるなら、機能を詳しく解説したり、比較表を掲載したりすると効果的ですよね。「自分がお客さんだったら、どんな疑問が浮かぶか」を主軸として考えると、自ずと答えが出てきそうです。

ランディングページ=1ページ、ではない

ランディングページというと「1ページの縦に長いページ」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、これは間違いです。1ページで縦に長いランディングページは、離脱させることなく、目的のアクションに繋げる動線を設計しやすいなど、メリットが多いとされておりあらゆるテクニックがあります。ランディングページ作成の費用に対する効果を追求する中で「ランディングページ=1ページ」になったという手法が多くなったとも言われています。
しかし1ページだけのランディングページを検索だけで見てもらおうとするのはかなり難しく、不可能に近いことです。GoogleやYahooの検索結果に表示してもらうためには、1ページだけでは情報量が極端に少ないためせっかく動線を整備したランディングページに、そもそも人が集まらない、という結果になってしまうことも珍しくありません。
必ずしも「ランディングページ=1ページ」ではなく、作成後の集客をどうするかによってページ数も変わってきます。

まとめ

「1つのアクション(問合せ、資料請求、商品購入など…)をさせることだけに注力した構成にする」ランディングページ、せっかく作るなら高い効果を期待して作りたいですよね。会社概要や業務内容など、業種にかかわらず、ある程度載せる情報が定まっているコーポレートサイトとは違って、ランディングページはその自由さから、よりクオリティの高いコンテンツを掲載する必要があります。どの商品、どのサービスをアピールするかによって、その内容はもちろん違います。それぞれに合ったコンテンツ、ページ数、デザインを考えましょう。ランディングページ作成も、神戸のホームページ制作会社ユーシステムにご相談ください。