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PC、スマホ、タブレット…最近のデバイス事情とは

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ホームページデザイン ホームページ制作 ホームページ運用

ホームページを作成、運用するのに、パソコンのことだけ考えておけばよい、というのは、残念ながら間違いです。ホームページを訪問してくれる人たちが、どんなデバイス(機器)を使っているのかを知り、それに合わせてデザインやコンテンツを変更していく必要があります。なぜなら同じホームページでもそれを見るデバイスによって、見え方が全く違うからです。
今回は最近のデバイス事情を知り、それぞれに合ったホームページとは何かを考えていきましょう。

そもそもデバイスって何?

デバイスとは、場合によって意味が違う場合もありますが、カンタンに言うと「機器」という意味です。今回は「ホームページを見るときに使う情報機器」として使います。
現在はパソコン、スマートフォン、タブレット、フィーチャーフォン(いわゆるガラケー)と4つのデバイスがあり、ホームページを訪問する人たちはこれらのデバイスを利用し、時には併用している、というわけですね。

どのデバイスが多いの?

どのデバイスが一番多いか、については一概には言えませんが、昨年2014年度の出荷台数から傾向を見てみましょう。
まずJEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)の調査によると、
2014年度のPCの出荷台数は918万7000台、
タブレットは87万1000台だそうです。
さらにマーケティング・リサーチ会社のMM総研の調査では携帯電話の出荷台数が3,788万台、そのうちスマートフォンは2,748万台。
圧倒的にスマートフォンの出荷台数が多いですね。これでも前年度(2013年度)と比較するとやや減ってはいるのですが、大きな数字であることに変わりはありません。

それぞれの特長は?

パソコン

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他のデバイスと最も違う点は、画面サイズが大きいことではないでしょうか。詳しく知りたいことを大きな画面でじっくり検索し、比較・検討できることから、ホームページでの滞在時間が他のデバイスと比べて3~4倍長い、という調査結果もあるようです。
さらにマウスでの操作やキーボードを使った入力の操作がしやすいため、お問い合わせや資料請求、商品の購入などに最も結びつきやすいデバイスとも言われています。
ただしホームページを閲覧するときに利用するブラウザ(Internet ExplorerやGoggle Chromeなど)によってデザインが崩れたり、表示されない機能があったりします。

スマートフォン

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パソコンと比べると、ホームページでの滞在時間は短いという調査結果が出ています。画面サイズが小さいことがその理由の一つでしょう。一番の強みは、移動中や休憩時間などの空き時間を利用できること。手軽に必要な情報を見つけることができ、パソコンのように起動に時間がかかることもありません。さらにGPS情報が利用できるため、アクセス情報の閲覧に適しています。
パソコン用のサイトは、閲覧は可能ですが、画面サイズが小さいために正しく表示されません。

フィーチャーフォン

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スマートフォンの普及によって、数が減っている印象のフィーチャーフォンですが、使い慣れたヘビーユーザーにまだまだ支持されているのがこのデバイスです。「スマホを使ってみたけどやっぱりガラケーに戻した」という人も実際には多く、まだまだ多くのユーザーが利用しています。
こちらも専用のホームページ以外ではデザインが崩れてしまったり、文字化けしてしまうということが多くあります。

タブレット

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タッチパネルのものが主流で、スマートフォンを大きくしたもの、という印象ですが、キーボードを付けられる機種も多くあり、ノートパソコンとの区別がしづらくなってきています。ただしパソコンよりは携帯しやすいサイズ・重さになっていることが多く、持ち歩いてプレゼンなどに利用する人も多いようです。また自宅での利用を勧めるメーカーも多くあり、利用環境はさまざまです。
画面サイズも多様で、機種やメーカーによってホームページの見え方が違ってきます。

ホームページはどのデバイス向けに作るべきか

デバイスによって、デザインが崩れたり、思うように表示されなかったりするケースがあるとお伝えしました。ではホームページはいったいどのデバイスに向けて作るべきなのでしょう?
パソコンでしかちゃんとサイトを見ることが出来ない、となると年々増えているスマートフォンユーザーを逃すことになりますし、かといってパソコンで見られないのも困りものです。難しいですが方法はあります。

1:デバイスごとのホームページを作成する

パソコンはパソコン用のホームページ、スマートフォンはスマートフォンのホームページ、というように、それぞれのデバイスに合った内容、デザインでホームページを作成する方法があります。
デバイスごとの微妙な違いにもきちんと対応することができ、ユーザーはストレスなく閲覧可能です。
デメリットとしては、単純に作るサイトの数が増えるため、更新の手間がかかります。費用もその分かかります。

2:レスポンシブデザインでホームページを作成する

「レスポンシブデザイン」とは、画面幅を基準に自動で表示を切り替える仕組みのことです。パソコンで見た場合、スマホで見た場合、タブレットで見た場合、という風に画面幅を認識して自動でデザインを調節します。サイトの数はひとつで出来るため、更新の手間も削減できます。ただし作成時は比較的時間がかかり、その分制作費用も多くなります。

まとめ

デバイスによる特性や違い、さらにそれらに対応したホームページを作るにはどうすれば良いか、ご理解いただけましたでしょうか?さらにデバイスごとにはユーザー層の違いもあります。違いを理解した上で、見え方に気を配れば、さらにユーザーに好かれるホームページにできますね。
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