IT活用術データベースDATA BASE

Webで売る!決済方法について知ろう

アイコン:タグ
WEB活用術 ホームページ制作 ホームページ運用

ネットショップをスタートさせて、直接的に利益をうむホームページを作ってみると、今まで取引のなかったお客様に出会えたり、独自のマーケティングに生かせたり、いろいろと良いことがあります。
とは言えホームページさえ作ってしまえば勝手にバンバン商品が売れる!なんてことはまずありません。
良い商品を扱うことはもちろんですが、売り方も重要です。お客様(ユーザー)の視点に立って、どんなネットショップが使いやすいか、ストレスなく、不安にさせることなく買い物をしてもらうために必要なことは何かを考えていけば、自ずと売り方は決まってくるはずです。
今回はその「売り方」について、中でも『決済方法』について考えていきましょう。

決済方法その1:銀行振込

674f77a9055dbc77f84315f26cfe43f1_s

最も基本的な決済方法のひとつが、銀行振込です。ネットショッピングを利用したことのある方なら、誰でも目にしたことがあるのではないでしょうか。
ネットショップだけでなく、通信販売などでも銀行振込は多く、一般的な決済方法と言えます。
利用するユーザーも戸惑うことなく支払いができますよね。
販売する側の企業にとっても、入金してほしい口座の情報をメールなどで通知するだけで良いので、手間もコストもかかりません
ただしデメリットもあり、まずは銀行窓口の対応が15時までで終わってしまうこと、土日祝日は対応できないことなどが挙げられます。ネットバンキングで24時間振込みが出来る人ももちろんいますが、まだまだ一般的とは言いづらいところです。
また、ユーザーが先払いし、入金が確認できたら企業が商品を送る、という流れが一般的ですが、これはユーザーを不安にさせることもあります。信頼できる会社であることをきちんと伝えるのはもちろん、「入金後○日以内に商品を発送します」「入金を確認しました」「商品を発送しました」というように細かくメール等で連絡し、不安を解消する必要があります。

決済方法その2:クレジットカード決済

lgi01a201309290100

ユーザー視点で最も魅力的な決済方法はクレジットカード決済ではないでしょうか。代金の支払いは後払いになるので不安もなく、24時間決済が可能なので深夜だろうと土日だろうと関係なく購入することが出来るからです。銀行振込と違って分割払いやリボ払いなど、決済の選択肢も広がります
企業としては、クレジットカード決済の導入は少しハードルがあがります。導入時には初期費用として数万円かかり、利用手数料も毎月発生します。これらのコストを補えるだけの売上アップがクレジットカード決済の導入によって期待できるかどうか、まずは検討するところから始めましょう。

決済方法その3:代金引換

f982b7006b80c2dfa6c69256efda2046_s

ユーザーが先払い→商品がちゃんと届くか不安…
企業が先に商品を発送→いつまでたっても入金が確認できない…
このような状況にならない為に、お互い安心して売り買いできるサービス、それが代金引換です。
宅配サービス会社が間に入り、代金と引き換えに商品を受け取ることができるサービスです。
ユーザーも店頭で商品を買うのと似た形で商品の受け取りと支払ができます。
デメリットとしては、宅配サービス会社へ支払う「代引手数料」がかかってしまうことでしょうか。購入代金が高くなってしまうので、ユーザーとしてはデメリットです。
これを解消するために「○○円以上お買い上げで、代引手数料無料」といったサービスもよく見られます。

決済方法その4:コンビニ決済

088064

最近多く目にするようになってきた決済方法は、コンビニ決済です。24時間、土日祝日も対応しているので、ユーザーは銀行振込より手軽に支払ができます
方法は2種類、番号方式と払込票方式があります。番号方式では、コンビニ店頭の端末やレジで支払いをします。払込票方式では、企業が商品と一緒に払込票を送り、ユーザーは商品到着後、払込票を使ってコンビニで支払いができます。便利ですね!
企業としては、ここでも初期費用や月額のランニングコスト、処理手数料がかかってきます。後払いになる払込票方式では、入金されないリスクもあります。クレジットカードと同じく、これも良く検討することが必要ですね。

決済方法その5:Paypal

ダウンロード

Paypalは、メールのアカウントと、インターネットを利用する決済サービスで、原則、初期費用や月額費用は不要です。これからネットショップを始めるぞ!という企業には、ローリスクローコストでスタートできますね。元々は世界最大のオークションサイト「eBay」の決済サービスとしてスタートしたPaypalは、世界190か国で利用されている、実績のある決済方法です。
さらにPaypalが仲介するため、クレジットカードや銀行口座の番号といった個人情報を、ユーザーからも企業からも教えることなく決済ができ、金銭トラブルが抑えられるといったメリットがあります。
ただし商品を販売するごとに決済手数料はかかります。日本ではまだ「一般的」とは言えないかもしれませんが、検討してみる価値はありそうです。

まとめ

様々な決済方法があること、知っていただけたでしょうか?
企業の方針や規模、またはユーザーの客層によっても、最適な決済方法が変わってきます。
何よりユーザーが自分に合った決済方法を選べるようにしてあげれば、購入の機会は必ず増えるはずです。
たかが決済方法、と思わず、自社に合った決済方法を選択しましょう。
神戸のホームページ制作 ユーシステムでは、ネットショップについてのご相談も承っております。お気軽にご連絡ください。