昨今、企業ならば規模や業種に関わらず、自社のウェブサイトを持っていることが当たり前の時代になりました。例えば、あなたがテレビで気になる企業や商品を見つけたとき、はたまた新しい取引先になりそうな企業に出会ったとき、きっとインターネットでそれらについての情報を調べるのではないでしょうか。本当に興味や必要があることならば、多くの人が何かしらの情報を知ろうとするものです。そして、情報を調べようと思ったとき、最初に思い当たる手段としてインターネットが挙げられます。スマートフォンが普及して以降、この傾向は特に強くなりました。このとき、企業が自社サイトを持っているか持っていないかが大きな分かれ道となります。
この記事では、下記3点、自社サイトを持つことで得られるメリットをお話します。
- ウェブサイトは機会損失を回避する優秀なツール
- ウェブサイトなら潜在顧客に効率良くアピールできる
- 企業にとって自社サイトの有無は信頼の有無に繋がる
1.ウェブサイトは機会損失を回避する優秀なツール
例えば、町の小さなパン屋さんや本屋さんであっても、小さなウェブサイトひとつを持っているか持っていないかで、売り上げに影響が出得るものです。大した内容のウェブサイトでなくとも、営業時間や臨時休業をお知らせすればお客様の助けになりますし、立地を説明するページがあれば初めてご来店するお客様が道に迷って諦めることもなくなるでしょう。
「あのお店に用事があるんだけど、たぶんもう閉まってるだろうな。明日、出掛けるついでに別のお店で買おう」だとか「このあたりにお店があったはずなんだけど道を思い出せないな。ついでだったからもういいや」だなんて経験、誰にでもありますよね。スマートフォンで誰でもその場で情報を調べられる時代だからこそ、こういった些細なことでの機会損失はできるだけ避けたいものです。
2.ウェブサイトなら潜在顧客に効率良くアピールできる
製品やサービスを利用してもらうためには、まず、潜在顧客に自社のことを知ってもらう必要があります。とはいえ、行き当たりばったりな飛び込み営業では効率が良くありませんし、成果にもなかなか繋がりません。ちゃんと自社に対して需要がある人たちとのマッチングを図る必要があります。そこにおいて、ウェブサイトは非常に優秀な広報ツールとなります。
企業サイトにアクセスする人たちは、一体どのような方法でそのウェブサイトに辿り着くのでしょうか? テレビCM などの広告媒体とは違って、企業側からではなく顧客側からの自発的な行動によって見てもらえるのがウェブサイトの特徴です。企業サイトに訪れるユーザーは、その企業に関係があるキーワードで検索をして情報を集めている人たちであり、そのなかには通常よりも高い割合で潜在顧客が含まれています。そういった人たちに自社の存在をアピールすることが、広報活動における重要なポイントといえます。
▲ウェブサイトへの訪問経路は会社名での検索だけとは限りません。
3.企業にとって自社サイトの有無は信頼の有無に繋がる
もしも、あなたが取引先企業のことを調べようと思ってインターネットで企業名を検索したとき、その企業のウェブサイトが存在しなかったらどのように感じますか? おかしいと思うかもしれませんし、規模が小さいんだなと思うかもしれません。ときには怪しいとすら思うかもしれませんし、時代遅れの会社なんだなと思うこともあるでしょう。いずれにせよ、ウェブサイトがある場合とない場合とで印象に差があることは否めません。ウェブサイトを保有していないことが機会損失に繋がることはあっても、利益に繋がることは考えにくいでしょう。
有名企業であれば「それでもみんなが知っているし、自分もよく耳にするから大丈夫」という気持ちにもなり得ますが、あまり名前の知られていない企業では同じようにはいきません。ウェブサイトというのは身嗜みと似ていて、それ自体が企業の実力を体現するものではありませんが、日本中に向けて発信しても恥ずかしくないウェブサイトを持っていることが企業として大切なのです。
もちろん、ウェブサイトは見た目や体裁だけの話ではなく、他の章で述べたように機能的な役割も持ちます。通販サイトであれば直接的に利益を上げることもできます。自社の種や目的に適したウェブサイトを保有すれば、それはきっと事業の助けになることでしょう。ブログや SNS などで簡易なウェブページを持つことは誰にでもできますが、やはり企業としては競合他社に負けないウェブサイトを持ちたいところですよね。そういった専門の業務は神戸のホームページ制作会社ユーシステムにお任せください。新規ウェブサイトの制作、古くなったウェブサイトのリニューアル、日々のメンテナンスなど、ウェブサイトに関する業務を承っております。