IT活用術データベースDATA BASE

どれぐらいかかるの?ホームページにかかるコスト

アイコン:タグ
ホームページ制作 ホームページ運用

実際のところ、ホームページを作成したり運営したりするのにどれぐらいコストがかかるのでしょう?
制作会社に依頼すればもちろん金銭的なコストがかかりますが、自社で作ろうとしたり運営したりするにも人的コストがかかります。今日はホームページを作成・運営する上でかかる具体的なコストについてお話しします。

まずはドメインとサーバーが必要

ホームページを作成し、公開するには必ず「ドメイン」と「サーバー」が必要になり、これらを維持するためのコストがかかります。「ドメイン」と「サーバー」にピンと来ない方もいらっしゃいますよね?
まず「ドメイン」というのは下記のようなものです。ホームページのURLや、メールアドレスの@以降で目にしますよね。

150529

これはあなたの会社を表す大切なものです。金額は「.com」か「.net」か「.jp」かなど、どれを選択するかで違ってきますが、安ければ2000~3000円で取得することが出来ます。
次に「サーバー」について、これはホームページを公開するために不可欠なものです。先ほどのドメインとホームページを構成するためのファイルを置くための「どこかのマンションの一室」のようなものをイメージしてください。それがサーバーです。サーバーにはドメインで名前を付け、必要なもの(ホームページを構成するファイル)を保管し、準備が出来たら鍵を開けてお客様(ホームページのユーザー)が自由に見られるようにします。
サーバーは規模によって値段が大きく変わります。マンションを丸ごと買うのと、一室だけ借りるのとでは値段が全然違うように、サーバーも同じです。あまり安すぎるサーバーはおすすめできません。
ドメイン、サーバーは概ね年間契約となり、1年ごとに費用がかかります。月毎の分割にして支払うケースもありますので、予めご相談くださいね。

ホームページの作成コスト

制作会社によって、どのくらい作成コストがかかるかは違ってきます。まずは見積りを依頼してみると良いでしょう。神戸のホームページ制作会社 ユーシステムでは、いくつかのモデルケースを例にあげ価格を提示しています。参考までにご覧ください。
ホームページはまずデザインを考えるところからスタートします。これはお客様ごとに個別の、オーダーメイドの作業になりますので、どうしても手間がかかります。さらにホームページのページ数によっても作業量が増え、これも手間がかかります。「ホームページ制作」というと、何か特殊なソフトを使って、パソコンが自動でページを生成してくれて、というイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、残念ながらそのような裏ワザはなく、1ページずつ手作りなのです。よってページ数の多いホームページほど、作成コストはかかります。

もっと安くできないの?

ホームページの作成コストは初期費用ですから「こんなに高い金額はちょっと…」と思われる方も多いでしょう。実際個人デザイナーに依頼したり、自社でホームページ作成ツールを買ったりして安く済ませるケースはあります。
ただしこれが、後々損をしてしまう原因でもあるのです。
日々ご相談を受ける中で「知人にホームページに詳しい人がいたので安く作ってもらったけど、最近忙しいといって更新作業はしてくれない」「安かったので依頼したけど、ホームページを公開したあと連絡がとれなくなってしまった」というケースが非常に多いと感じます。「ホームページ作成ツールで社員に作らせたけど、今は退職してしまって誰も更新できる人がいない」というご相談もよくお受けします。
初期費用を抑えたいという気持ちは当然のことですが、長い目で見ると結局損をしている、というケースが非常に多いのです。ページ数を絞って減らしたり、必要な素材を自社で用意したりすることでコストを抑えられるケースもありますので、むやみに安くあげようとしないことをおすすめします。

ホームページの運用コスト

ホームページが完成し公開したら、継続して更新を行い、ホームページを育てていく必要があります。これを制作会社に依頼する場合、今度はランニングコストがかかります。
これは毎月どの程度の更新作業が発生するか、によって金額が変わってきます。「新着情報は週一回更新して、採用情報のページも月に2回くらいは更新したいな」という風に、希望の更新頻度・更新量を伝えて見積りを依頼してみましょう。毎月かかるものですから、無理のない範囲で設定したいですね。月によって作業量が多くなった場合、追加で依頼ができるかどうかも予め確認しておくといいでしょう。柔軟に対応してくれる制作会社かどうかは、今後長く付き合っていける会社かどうかの目安になるはずです。
また、ホームページに対してどのような更新・改善が必要かを見極めるために、アクセス解析を依頼するのもおすすめです。
さらに自社で更新できるよう、ホームページをシステム化しておくこともできます。もちろん作成時の初期費用はその分かかりますが、ランニングコストを抑えることができます。

見落としてない?人的コスト

「やっぱり初期費用を抑えたいので、自社でやってみます」というお客様も中にはいらっしゃいます。最近ではCMSやSNSが進化してきているため、ちょっと時間をかけて勉強すれば、それなりのホームページくらい、誰にでも作れる時代になったのです。でもその「ちょっと時間をかけて勉強」した人的コストって、どのくらいでしょうか?時には書籍を購入したり、ソフトを購入したりするケースもあるでしょう。そうやって、本来の仕事をとりあえず置いておいて、調べながら作成した人的コスト。結構かかっている気がしませんか?その時間を、ご自身のビジネスをより深く追求する時間に使っていたとしたら、どれほどの効果があったでしょうか。
「とにかくホームページを作る」のではなく、「ホームページを作ることでどのような効果を期待しているか」ということから、どこにコストをかけるかを選択していただきたいのです。

117

まとめ

コスト、というと金銭的なコスト、中でも初期費用に目がいきがちで、とにかく抑えられるだけ抑えよう、と思ってしまう人もいらっしゃるかもしれません。
でも長い目で見ると、どこにコストを掛けるかは、結果としてきちんと現れるのではないでしょうか。
より効果の高いコストのかけ方を、予め考えてみるのも良いでしょう。
具体的なお見積をご希望の方は、ぜひ神戸のホームページ制作 ユーシステムにご連絡ください。