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集客のためにできること!リスティング広告を出してみよう

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SEO対策 ホームページ運用

コンテンツをたくさん用意して、素敵なホームページが出来たら、ぜひたくさんの人に見てもらいたいですよね。もちろんSEO対策をして検索順位をアップすることで、検索エンジンからの集客を増やすことは大切ですし、関連の企業サイトにリンクを貼ってもらうなど、集客のためにできることは様々です。
今日はホームページへの集客について出来ることのひとつ、リスティング広告についてお話しします。

リスティング広告ってなに?

「リスティング広告」という言葉はご存知でしょうか?なんか聞いたことあるけど何のことか具体的には分からないな…という人もいるかもしれません。
「リスティング広告」とは、「検索エンジンでキーワード検索をした時、検索結果の画面に表示される広告のこと」です。例えば「パソコン」とGoogleで検索したときの検索結果画面は下記の通りです。

赤く囲った部分がリスティング広告です

赤く囲った部分がリスティング広告です

これなら見たことある!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
もしこれを「広告だ」と意識して見ていなかった、という方は、それがユーザーの視点でもあることを覚えておいてください。リスティング広告は検索と連動して表示されるため、検索結果と同じような位置・レイアウトでユーザーの目に留まることができるのです。

出稿できるのはどこ?

リスティング広告を掲載できる場所はいろいろとありますが、まずはGoogleとYahooへの出稿をおすすめします。
この2つの内、どちらかより適した方に出稿するか、どちらにも出稿するか、それはどんな広告かにもよります。日本国内の検索は概ねこの2つでカバーできると言われています。
Googleのリスティング広告【Google AdWords】
Yahooのリスティング広告【Yahoo!プロモーション広告】

リスティング広告の良いところ

1.検索順位上位も夢じゃない!

どんなにSEO対策をしても、10位以内に入れない…更新もたくさんしているのに…というホームページはたくさんあります。検索順位は地道な努力で変えられることもありますが、キーワードによってはどんなに願っても更新をし続けても上がらないときは上がりません。
でもリスティング広告は自然検索結果よりも上にその枠が設けられているので、他社よりもお金を多く出せば上位に表示することも可能です。

2.必要な人に見つけてもらえる

例えば「パソコン 値段」で検索した人は何を求めているでしょうか。もちろん答えは一つではありませんが、おそらく「パソコンの購入を検討していて、値段を知りたがっている」のではないでしょうか。
検索をする、ということはその検索キーワードに関する情報を欲しがっている、必要としている、ということとイコールなわけです。そういう人=必要としている人に向けてのみ広告を表示することができるので、不特定多数に向けた広告よりも高い効果が期待できます。

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3.少ない予算からでも出稿できる

リスティング広告の仕組みについては後述しますが、1回のクリックに対して課金される「クリック課金」です。さらに入札価格は自由に決めることができます。広告というとかなり大きな金額がかかると思うのでは、と思うかもしれませんが、リスティング広告なら「まずは5万円くらいで、短期間やってみようかな」というスタートも可能です。

4.効果や状況がリアルタイムで確認できる

雑誌広告や新聞広告など、もちろんそれぞれにメリットがありターゲット層によっては媒体の向き不向きがあるものの、いずれもどのような効果があったか、費用対効果が把握できない部分が多くあります。
リスティング広告は現在の状況を確認することができるので、現時点で予算をどの程度消化した、何回広告が表示され、その内の何回がクリックされたのか、クリックしたユーザーはその後どのような行動をしたか、など知りたい情報を全て把握することができます。

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5.出稿後も微調整ができる

リスティング広告はほとんどの場合、複数のキーワードで入札を行います。しかし一定期間続けて出稿し、効果を確認していると「このキーワードで検索して広告をクリックした人は、いろんなページを見た後お問合せをしてくれている」「このキーワードでは逆に1ページ見ただけですぐに離脱してしまっている」など、キーワードの良し悪しがわかってきます。
この場合「いろんなページを見た後お問合せをしてくれている」ユーザーを増やしたいわけですから、そのキーワードは効果が高いと言えます。より多くの人にクリックしてもらえるよう掲載順位アップを狙って入札価格を上げるといいかもしれません。「1ページ見ただけですぐに離脱してしまっている」ユーザーは、恐らくクリックした先に求めていた情報がなかったために離脱しているわけですから、そのキーワードは入札価格を下げる必要があります。
このように、出稿後も細かく調整をし、より効果をアップすることができます。

リスティング広告の仕組み

リスティング広告の良さ、少しは分かっていただけたでしょうか?
ではそもそもの仕組みについても知っていきましょう。

料金について

前述した通り、リスティング広告は1回のクリックに対して課金される「クリック課金」です。逆に言えば広告が表示されていても、誰もクリックしなければ料金が発生することはない、という仕組みになっているのです。
発生したお金は広告を出している人、つまり広告主から媒体社(YahooやGoogle)に支払います。
入札価格は自由に設定できるので、まずは少ない金額からでもスタートすることができます。効果が見えてきたらさらに予算を増やして、といった運用も可能です。

掲載順位について

掲載順位がどのように決まるか、それは入札価格によって決まります。
「1回のクリックに、何円まで出すか」という入札価格が、競合の会社の価格よりも高ければ、その会社よりも上位に掲載できる、というシンプルな仕組みです。
「パソコン」というキーワードで検索したユーザーに対して広告を出そう、というとき、1クリック100円までなら出してもいいかな?80円くらいかな?とまずは自社の入札価格を決めます。一方A社では1クリック200円まで出します!と入札価格を決めたとします。この場合はA社があなたの会社よりも上位に掲載されます。
この結果を受けて、じゃあうちは1クリック300円まで出します、別のキーワードを狙います、というように微調整を行っていくわけです。

まとめ

リスティング広告について、少しは理解が深まったでしょうか?
始めてみようかな、という方は、神戸のホームページ制作会社 ユーシステムにぜひご相談ください!