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今日からできる!SEO対策

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SEO対策 ホームページ運用

「SEO対策」というと、なんとなくとっつきにくさが先行してしまい、難しそうだしなんだか良く分からない…出来そうにない…となってしまう場合があります。
もちろん専門的な知識を持って行う部分が多くあり、htmlを理解している人の方が簡単にできるかもしれません。でも、SEO対策は難しいことばかりではなく、小さいことからコツコツと出来ることもあり、むしろそちらの方が効果が高いこともあるのです。
今日は今すぐに始められる、SEO対策について見ていきましょう。

そもそもSEO対策とは

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「SEO」とは、「Search Engine Optimization」の略です。
「検索エンジン(YahooやGoogleなど)最適化」という意味になります。
つまり、検索結果でより上位に表示されるように対策をうつことが「SEO対策」ということです。

検索エンジンの仕組み

SEO対策として何をすべきか、は検索エンジンがどのような仕組みになっているかを知る必要があります。やや専門的な話になりますが、検索エンジンの仕組みを簡単に説明すると下記のようになります。
1.「クローラー」と呼ばれるロボットが、インターネットを巡回し、ホームページの情報を集める。
2.クローラーが集めてきたホームページの情報を、検索エンジンの本体である「データベース(情報を格納する場所のこと)」に登録する。
3.たくさん登録されている情報の中から「検索キーワード」に合うページを選び出し、順位をつけて検索結果として表示する。
つまり、クローラーに見つけてもらい、データベースに登録してもらうことで、検索結果に表示されるようになる、ということです。

すぐに始められるSEO対策

難しい話はこのくらいにして、SEO対策として今日から実践出来ることを見ていきましょう。

その1:ページ数を増やす

ページ数を増やすことによって、まずはホームページへの入口が増えます。ページ内にはさまざまなキーワードが含まれるため、アクセス数アップに繋がります。
かといって同じような内容のページを複数作っても効果はありません。検索ロボットはどんどん高性能になっているので、ページ数が多くても内容があまり変わらないことを認識できます。そればかりでなく、内容の薄いページや、他のホームページの文章をそのまま使っていないかどうかも見分けることができ、重要なページかそうでないかを見極めているのです。
きちんと内容の濃いページを少しずつでも増やしていくことが、最終的には検索順位アップに繋がります。単にページ数を増やすといっても何を増やせばいいのか難しい場合は、ブログや新着情報など増やしやすいものを選ぶと良いでしょう。

その2:ページ内の文字数を増やす

検索結果の上位に表示されるホームページの特長のひとつに「文字数が多い」というのがあります。デザイン的には画像や写真が多いほうが見栄えがいいのですが、残念ながらクローラーが認識してくれる情報は文字だけなのです。よって、文字数が極端に少ないページはどんなにキレイで魅力的なホームページでも内容が薄いと認識され、評価が低いことがあります。
最低でも1ページに1000~2000字程度の文章を入れ、クローラーに内容がしっかりしているホームページ、と認識してもらいましょう。

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その3:文章内にキーワードを入れる

「うちのホームページ、検索しても出てこないんです」という会社のホームページを見てみると、そもそも文書中にキーワードが含まれていない、または少ない、ということがあります。
例えば「チョコレート 神戸」で検索してほしいと思っているのに、ページ内のどこを探しても「チョコレート」も「会社」もない、というケースです。前述の通り、クローラーが認識してくれる情報は文字だけなので、どんなにおいしそうなチョコレートの写真をたくさん掲載しても、クローラーに認識してもらわない限り、検索結果に表示されることはありません。
よって文章中には必ずキーワードとして検索してほしいワードを入れましょう。全文章の4~5%程度にキーワードが入っていると良いと言われています。
もちろん入れすぎたり、不自然な文章になっていては逆効果です。まずは文章量とキーワードの出現率を調べてみましょう。

その4:新しい情報をアップしていく

文字数が多いほうがよい、キーワードが含まれていて内容の濃い文章にしたほうが良い、とご説明してきました。つまり「量」と「質」が重要である、ということです。
さらにもう一つ重要視したいのが「鮮度」です。
どんなに「量」が多く、「質」の高い情報を掲載していても、それが2年前の情報だったり、今は販売していない製品の情報だったりすると、検索エンジンからの評価は下がります。
情報には時間が経つにつれて内容が変わってしまうものと、時間が経っても変わらないもの、または時間が経って変わってしまっても履歴的に残しておくべきものなど、種類があります。
ブログ記事やお知らせなど日付と共に掲載するものは、履歴として残しておいても良いですが、閉店した店舗を掲載し続けていたり、取扱いのない商品を載せたままにしていたりして、ユーザーに不親切なホームページになっていませんか?
新しく、他のホームページには載っていないような情報を増やしていくと、検索エンジンの評価はあがります。

まとめ

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日々のホームページ更新の際に、少しずつでもSEOを意識して行うことで、結果的に検索順位アップに繋がることもあります。
できる範囲からコツコツと、SEO対策を始めましょう!
より専門的なSEO対策については、神戸のホームページ制作会社 ユーシステムにご相談ください。